2020
04.20

今、借入したほうが良いの?って話

未分類

今、世の中にはコロナの影響をどうにか乗り越えようって手段として『制度融資』『助成金』の情報が沢山あります。

コロナ不景気の影響で、美容業界に限らずに、どんな業種でも売上が減少してしまい困ってますよね。

しかも、今回の厄介な所は、、、

『いつ終わるのか誰も分からない』

僕はこれが、1番の敵なんじゃないかと思ってます。
しかも、いろいろ皆んな収束を願って予想してると思うんだけど、、

「年内は絶対に収束しない」

「最低でも1年は無理」

「2022年までは続くだろう」

と、途方に暮れるほど、メディアやネット界隈では長期化の予想が出ていたりしています。
テレビなどに出ていたりの有名な人や危機管理の有識者が誰1人として、、

「◯◯までには終わるでしょう!」

という予測を言ってる人っていないんですよねー。
それじゃ、僕たち素人がいくら考えてもコロナが、あとどれくらいで収束するかなんて分かるはずありません、、

ホント、今の経営者は先の見えない真っ暗な経済というトンネルをロウソク1本の光で歩いている感覚ではないでしょうか?

不安、不安、不安、、

どんなに情報を得てアンテナ張っていても、この状況下で安心して進んでいる人って皆無かもしれませんね、、

ホント嫌だなーー、、

まあ、嘆いてもしょうがないので、今日の本題に移っていきますね!!

せっかく、気まぐれでブログを更新してるので、、少しでもこの状況でプラスになる事を書ければなと思っています。

正しい情報と間違ってる情報

このブログに辿り付いてる人なら、基本的には情報には敏感層が多いと思うので、殆どの人の考えとしては、

「しっかり、借入しといた方が良い!!」

という知識を持ち合わせてる人が多いのではないでしょうか??

けど、、
今はSNSの時代。。

いろいろな人が自由に情報を発信しているので、ありがたいのですが、、その反面として正しい情報も、間違った情報も沢山世の中に溢れています。。

「借りたら、それ返さなきゃいけないから今借りるのは危険だ!!!」

そんなSNS投稿も目にした事があります。
しかも、それっぽく正しいような感じにまで見えたりします。、

それと、このタイミングで税理士さんに、

「借りすぎは注意して、様子を見ながらにしてください」

とかのアドバイスを貰っている人もいるでしょう。。
もちろん、それ全てが間違っていて、僕の意見だけが合ってるとは思ってないけど、情報過多な世の中に、少しでも迷わぬよう僕の意見をブログに記しておきます。

倒産の条件

先に答えを話しておくと、、今回みたいな非常時にはお金を借りて現金を持っていた方が良いと思ってます。。

じゃあ何故か?

会社が倒産する時は(ここは法人として書いてます、けど個人も同じ)、、

現金がゼロになった時

なんですよね、
例えば、、

●売上が激減しても、、、

●何年も赤字が続いても、、

●スタッフが辞めちゃっても、、

どの場合でも倒産はしません。
それと逆に、、

めちゃくちゃ黒字だとしても『現金』がゼロになった時には会社は倒産してしまいます。
これがいわゆる【黒字倒産】ってやつですよね、、

なかなか、現金商売の美容室の場合は黒字倒産って聞いたことが少ないですが、実際にはある話なんです。

『無借金経営』と『実質無借金経営』

このコロナで赤字が続いても倒産ってしません。そうなんです、、現金が残ってる限りは、、

1年間の赤字が続いても、、

2年間の赤字が続いても、、

5年間の赤字が続いても、、

理論上は会社って倒産しないんです。。

よく、これはオンラインサロンや業界誌の取材で話してる事ですけども、、

【会社A】
現預金 100万円
借入金  0円
(無借金経営)

【会社B】
現預金 3100万円
借入金 3000万円円

の2社あった場合は、倒産しづらいのは【会社B】になります、。
この場合の会社Bは、借入金が3000万円あるけど現預金も3100万円あるから、返せるんですよね。これを『実質無借金経営』といいます。

さて、シュミレーションしてみましょう!!

【会社A】の場合、、

4月 赤字50万円
5月 赤字100万円 (倒産)

この場合、2ヶ月目で現金が無くなるので倒産してしまいます。

【会社B】

4月 赤字100万円
5月 赤字100万円
6月 赤字100万円
7月 赤字100万円
8月 赤字100万円
9月 黒字50万円
10月 黒字100万円
11月 黒字100万円

4月から8月までは赤字で累計500万円ですが、9月からは売上が戻ってきて黒字に転換してるパターンです。

これが【会社A】の場合だと黒字に売上が転換する前に現預金が底を付いてしまい倒産になってしまうのです、、

時間稼ぎ

そうなんです。
いま、売上が激減している時に『融資』を受けて現金を持っておくのは、、

黒字化までの時間稼ぎ

をしている感覚と同じなのです!

●必ず不景気だか景気が回復すれば元に戻る!!

●少し耐えれば黒字に戻せる!!

●一時的な赤字をやり過ごしたい

融資で現預金を持っておかないと、現金がゼロになった時点で倒産しちゃうんですよね、、たとえ翌月から売上戻ってきて黒字になったとしても手遅れ、、

極端な話、、

現金を10年返済で3000万円持っていれば、、

2年かけて2000万円赤字になっても、、
その後、2年間かけて1000万円の黒字になれば理論上としては潰れてないんです。

だから、時間稼ぎなんですよね。
じゃあ、どれくらい融資しておけば正解なんでしょうか?

月商の3ヶ月分??それとも半年分??

その答えは。。

まあ、人それぞれじゃないですかね?

「借りすぎるなー!それは返済する金額なんだから後々大変だぞーー!!」

と言ってる人って、少し勘違いしてる気がするんです。。

1000万円借りようが、1億円借りようが、それを使わずに借りた金額から返済すれば、いくら借りてても変わりません。
だって、返済する金額の原資は借りたお金なんですから。
もちろん、金利分は支払い手数料として経費としてなるので、年商によって借りていい金額は変わると思います。

けど、金利が売上の1%くらいまでは、どこの会社も問題なく支払えるでしょうし、こんな非常時の場合は多少の金利がかかっても現金を持っていた方が時間稼ぎは出来ます!

もちろん、、使ってしまえば返さなきゃいけないお金なので大変にはなりますが、、
それが嫌なら倒産させてしまえば良いのかと思います、

大前提として、、、

なんとか倒産させたくなく、黒字までの時間稼ぎをしたい人

そんな人は借入をした方が良いです!!
時間稼ぎすれば、そのうち黒字に出来るかもしれませんからね!

けど、、

そんな事せずに、自然の摂理と共に売上下がったら倒産させてしまいたい人は借入には向いてないと思います。
何故かというと、、倒産までの時間が伸びてしまうので、、

そんな人は、借入せずに自分の自己資金が尽きたら倒産させる形になると思うんですよね!!

とにかく、、

融資=時間稼ぎ

なのです!
どちらにしても、倒産したら自己破産って経営者は多いと思うのですが、どうせだったらしっかり借入して時間稼ぎをし、経営を立て直す為の時間を作った方が生還する確率は高まります!!

それがコロナ不景気の中で融資をした方が良いと思う理由です!

終わらなかったパンデミックは歴史的に見てもありません。
コロナはいつかは必ず終わります、!

コロナ不景気が終われば、今やってる人はまた経営が回復する人も多いでしょう!

だったら融資して時間稼ぎした方が良くない??

借入って借金と思ってる人が多いんですよね。
本当に経営を知らない人だと『借りた金は早く返す』って思っちゃって、住宅ローンみたいに繰り上げ返済までしちゃう人もいるし、、

ここをプライベートでする『借金』と『事業融資』の役割を別だと考えるのも必要だと思います。

たぶん、「借りちゃダメだーー!」って言ってる人って借金と混同してる感じの人がいるんだと思うんです。

なので、一回融資の意味をしっかり考えて役割を考えてみてください!

迷っている人の参考になればって思います!

では。

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この記事をかいた人

大河内隆広 昭和 53 年 3月 15日生 / 東京都出身 / 国際理容美容専門学校卒業 株式会社 GULGUL代表取締役 『美容室 社長』で検索すると1ページ目の検索順位1位にブログが出てくる。 現在、表参道、東京千葉で美容室を8店舗、イタリアンバル1店舗を経営。 2019年に飲食店トンガリアーノ新小岩店をオープン。 ガイアの夜明けに取り上げられて話題に。 有料オンラインサロンNO LIMITを主催。 会員数800人超。 2019年有料オンラインサロントップ10に選出される

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