2016
07.01

美容師の『年金リテラシー』って低いのかもしれませんね

大河内の好き勝手言う!

昨日は顧問社労士さんと打ち合わせをしていました。

社会保険事務局の動きが活発になっているそうです。そもそも美容業界は社会保険への加入率が昔から低いですけれども、なかなか強制加入の動きにはなりませんでした。

今回の社会保険事務局は美容室だけじゃなく、加入義務があるけど、まだ未加入のところに対して、各事務局ごとにノルマを設けながら動いているそうです。

そこと同時に10月から法改正もありました。

FullSizeRender『短期労働者への厚生年金加入の適用拡大』

簡単に説明すると、500人以上いる事業所は、週で20時間以上働いているスタッフは社員だろうがパートだろうが社会保険に加入させなきゃならないってことです。

これって1日5時間を週に4日出勤したら、旦那の扶養に入っていても社会保険の加入をしなければならないってことでしょ?

一番この法律で大変なのは、扶養内で働いているパートスタッフでしょうね。だって、もう働いている意味がないくらいの手取額になるだろうに。。

 

だんだん変わってきている年金事情

少子高齢化と言われ始めて、早何年でしょう。

当然、テレビでもとりあげられているから、よく耳にしていますが、将来の年金の財源を確保するために、国はだんだん本気になってきているように感じるのは僕だけでしょうか?

美容業界だと。

『社会保険の加入をしていないとリクルートが困るよ!』

とかが出回っていますが、もうそんなレベルの低いことを言っている時代でもないのかもしれませんね。。

これまでの、年金への考え方って

『払ってももらえないかもしれない神話』

が美容師の世界だと都市伝説化していたうように感じます。実際に何年か前までは、僕自身も「払っててもなんも意味ないんじゃないかな」と思ってたくらいだし。

 

でも最近は、当たり前ですが「年金って払ってなきゃマズくね?」と思っています。

 

本当に年金の正確な情報もってますか?

そもそも、某テレビ番組でも年金問題って若年層になれば損をするような計算が出てきていますが、それでも、、

 

「だから年金は払わない方がいいんだ!」

 

なんて一言も言ってないんですよね。

でも、僕世代やちょい下の世代の美容師と会話した時に、

 

『年金は払ってないのが当然!!』

 

みだいな風潮を感じていました。

でも、今はどうなんでしょうか?下の世代の人は知りませんが、もし今だに『年金入らない』の風潮が残っていたら少し心配になります。

これだけ、社会保険庁が本腰入れてきている雰囲気を感じているって事を知ってもらいたいな。。

だって、ルールとしては入らなきゃいけないんですもん。

 

美容師の年金リテラシーとは

なんでも世の中『逃げ得』ってあります。

僕が大好きな言葉?かもしれません。。

でも、昨日のうちの社労士の話を聞いて、もう年金って『逃げ得』ってないのかもって思ったんです。

そのカテゴリーには、国が年金の財源を確実に逃さないように確保しにかかっていると。。

そこのリテラシーが低い美容師は、のちのち『払わなくてもいい都市伝説』に惑わされて、昔の慣習でいてはいけないのかなと、強く感じたんですよね。。

 

はっきり言って社会保険に加入すると給与の手取りはガクンと減ります。

所得税と住民税を合わせたら18パーセントから20パーセントは天引きされるでしょう。

 

しかし、一般企業は初めからそれが当たり前。。

 

僕の時代の美容師は、それが当たり前には絶対になってなかったんです。。

 

ここいらで、年金リテラシーを美容師自体で見直すことが、美容室での会社加入の増加を促すのではないでようか?

 

まあ、必要なければ払いたくはないんですけどね〜。。

そうも、言ってられない世の中になってきたかもよって話でした。

 

では。

 

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